蒸し暑くなってきましたね。
前回は、家の中に虫を入れないようにする目的の吊るし型の殺虫剤についてのお話でした。
今回は、家の中に入ってしまった場合を想定した殺虫剤についての解説をしてみましょう!
最近の主流は、プラグ式とスプレー式ですね。
今回もまず薬品についての説明からお話しましょう!
プラグ式:メトフルトリン
吊るし型タイプにはいなかった子ですね。ただ、作用機序は同じでNa+チャネルを阻害することで殺虫作用を示します。哺乳類では、酵素で分解されるから無害(用量による)だよってことですね。
この子は、引っ込み思案で、温めてあげないと揮発しないため、電気を流す必要があります。
ただ、一度揮発してしまえば、部屋に広がりながーく効果を示してくれます。
スプレー式:トランスフルトリン
はい、またきましたね、トランスフルトリンさん。この子は、吊るし型タイプにも登場した殺虫剤です。
空気中でも高い効果持続性を持っているからこそよく使用されるんでしょうね。
スプレー式は、効果が早いことが特徴です。
部屋の一箇所にスプレーするだけで部屋の中にいる蚊などの虫を退治してくれます。効果が強すぎて副作用を心配しました。
とまあ作用の仕方は、同じですがどうやって部屋に拡散させるのか?という違いで差別化しているようです。
プラグ式:USB式なのか、コンセント式なのか、匂いありなしでまた分類があります。
スプレー式:ワンプッシュでどのくらい量が出るのかというので、製品が分けられています。
★まとめ★
部屋に蚊がいるならスプレー式ですぐに対処!
部屋にまだ蚊がいないなら、プラグ式で蚊の侵入を防ぎつつ、入ってきた蚊も一緒に対処!