薬剤師って給料高いって世間的には思われていますけど、病院の薬剤師はそんなに高くないです。
なので 投資の勉強 はしておいた方がいいと思うので、その過程をブログにして記録していきます。
今回の参考書 【家族で読み合う 1週間で身に付く 14歳からの投資】
1週間で身に付くとか、手を出しちゃダメなやつじゃん!とかいう意見は、あると思います。
ただ、今後これだけを読んでいくわけではないので最初の導入には薄い、文字大きいししいいかなと
ではでは、初めていきましょう!
本書の特徴は、1週間-7日間で読み終わるように構成されてますが1週間かける必要ないので、サクッと勉強していきましょう!
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目次
1日目:投資って何?
2日目:なぜ投資なの?
3日目:投資に必要な知識とは?
4日目:投資先の見つけ方
5日目:実際に投資してみる
6日目:こんな時どうしたらいいの?
7日目:投資がもたらす効果
おわりに
1日目 投資ってなに?
要は、お金を貸すから未来に利益が出たら貸した以上にお金を返してくださいねっていうことです。
当たり前ですけど、利益が出なければお金は戻って来ません。
怖いですね〜。日本人は、特に損をするの嫌いますからね。
ただ、投資は、ギャンブルではなくしっかりと理解して行えば、利益を得られるはずなので知識を蓄えていきましょう。
投資って言っても 株式 債券 投資信託 と色々あります。
ここらへんから、わかりにくくなってしまいますが、順にやっていきましょう。言葉がややこしいんですよね。敢えてわかりにくくしてんじゃないかと思ってしまいます。
株式:
企業がお金を集めるために発行するもの。会社が利益を出せば株主(株を購入した人)へ配当金(お礼の品・お金)が贈られる。
お金もらえる!じゃあ買った方がいいじゃん!どうやって買うの!
そこで出てくるのが証券会社です。
これは今後のお話なので詳しくここではお話しませんが、日本ではSBI証券会社か楽天証券会社が2大巨頭となっていますね。
債券:
債券とは、要は借金です。借金を肩代わりしてあげるから利子をつけて返してね。ってことですね。もちろん満期を過ぎたら必ず返済してもらいます。元本割れしてしまう可能性もありますが、満期前にも売ることもできます。
もちろん会社が潰れたりしたら、戻ってこない可能性はありますが、比較的安全な投資ローリスク、ローリターンと言われてますね。
投資信託:
投資家たちから集めたお金を、専門家が運用して増やすもの
投資信託は、運用方針:株・債券・REIT(不動産投資信託)など値動きが異なる資産に分散して投資するのでリスクを軽減できる。
投資って必要なの?
昔は、お金は銀行に預けてれば、金利で増やすことができたけどどんどん金利も減って今や0.002%となってしまった。
給料が上がらない日本では、もっとお金に働いてもらわないと、生活が楽になりませんよね。
★72の法則:金利でお金が2倍になるまでの期間がわかる法則
30年以上前 5万円- 貯金 6%の金利
72 ÷ 6 = 12年
12年で 10万円になっていた。
現在 5万円- 貯金 0.002%の金利
72 ÷ 0.002 = 3600年
3600年で 10万円 になる。
やば過ぎでしょ。そりゃ銀行に貯金しても意味ないわ。
これじゃあタンス貯金と変わんない
投資って怖いもの?
投資で一番怖いことって、お金がなくなること:損をすることですよね。
損するのは、株が下落した時、でもそれってその時に売るからマイナスになるけど売らないで持っていれば、上がる可能性もありますよね。安い時にいっぱい買っておけば、上がった時の利益は、以前より増えます。
要は、下がってる時こそ継続か損切りかを見極めろってことですね。
恐怖を全くなくすってのは、危険ですけどリスクを見極めて判断して損をできるだけなくして行動しましょう。絶対はありませんから・・・
ただリーマンショックの時だって株は、下がりましたけど、現在は以前よりも高い株の会社だってたくさんありますからね。
逆に、リーマンショックの時にたくさん株を買った人たちは、利益を大量に得たことになりますよ。
プロスペクト理論
人間が行動する時に利益を得るよりも損をしたくないという気持ちを選択すること
経済学者:リセッション(一時的な不景気)は5年に1度くる。
まとめ
投資ってなに?
お金に働いてもらって利益を得よう。
銀行貯金は、タンス預金と変わらない。
2日目 なぜ投資なのか?
最初、この目次を見たときは、
投資意外にも稼げる方法はあるんだしなんで投資なのか?
ってことを書いてあるのかと思ったんですが違いました。
ここは、投資をする目的意識を持ちましょうってことについての内容ですね。
要は、一人一人違いますが、老後のためとか家族を養うため、年1回の旅行の費用確保のためなどそれぞれの目的に合わせた投資をしましょうってことです。
他に収入源があれば、投資をする必要もないかもしれないとも書いてますね。
ただ、なんとなくお金持ちこそ投資している気がしますが・・・
投資とは違いますが、面白かったので紹介です。
作者さんは、子供にお金の教育を行っていました。
お子さんは、料理をするのがすごく好きで、自分で調べてお菓子を作ったりしていました。
ある時、将来の夢は、パティシエはどう?と尋ねると、「稼げないからいやだ」と言われたそうです。
自分も子供には、小さい時からお金の教育をしようと考えていたので、この記事は少し衝撃でした。
子どもに経済感覚を学んでほしい一方で、小さいうちからお金の価値で行動してしまうのもいかがなものかと思います。
趣味と仕事で区別して考えることができればいいのですが、お金が稼げないからやらないとやりたくないという考えに至ってしまうと選択肢を狭めてしまわないか不安になりました。
お金の教育は、大切だと思いますが、それよりも小さいうちは、色々経験し、選択肢を増やして欲しいですね。
作者さんは、キャッシュポイント(収益を生む機会)を持つ方法を教えようとシフトチェンジしたそうです。
この項には、キャッシュポイントを増やすための教育方法については書いてませんが、職業=お金ではなく、どうやって収益が生み出されているかについて教育する方針に変えたのかなと理解しました。
3日目 投資に必要な知識とは?
作者さんは、スピードラーニングをお勧めしてます。
ん?英語の勉強しろってことか?
と思いましたが、
モーニングサテライトやワールドビジネスサテライトを聞き流しをして経済用語に慣れてくださいということでした。
文章なら、国内(トップ):日本株-トレーダーズ・ウェブ(株式情報・FX情報)をお勧めしています。
東京証券取引所を見学することもお勧めしてますね。
世界でも3番目(1番目はアメリカ)に大きな証券取引所らしいです。
無料で見学できるので子どもの教育には良さそうです。
雑談
証券普及プロジェクトのマスコットは、「とうしくん」といいます。牛は、証券の世界では演技の良い生き物とされているそうです。牡牛のツノが下から上に突き上げる様子が、株価の上昇に見えるかららしいですよ。
逆に、熊は、縁起が悪いそうです。熊が手を振り下ろす様子が株価の下落を連想させるかららしいです。
自分のアイコンも牛なので親近感が湧きます。
4日目 投資先の見つけ方
投資をやりたいけど、損するのが怖いというメンタルブロックを壊すためにも良い投資先を見つけたいですよね。
ただ、すごい暴論に聞こえますが、何を買うかについては、投資する本人次第です。
こんなこと言われたら怖くて買えないよ!って思いますが、
投資を長く続けていくためには、感性や感覚がポイントになってきます。
いくらいいと言われても好きでもないものは普段でも持たないですよね?
日本と海外では、会社のあり方が少し違います。
日本は、会社存続のためなら事業を変えてしまう国
アメリカは、事業が失敗したら壊して新しく作り直す国
なんですね。
どちらがいいとかはないですが、お国柄というのがよく出ていると思います。
投資を意識する上でも、普段の生活の中で「社会」や「経済」を意識することが大切です。
街を見てもすき家やはま寿司、ビックボーイなどチェーン店がありますが、これは全て「ゼンショーホールディングス」という会社の1つです。
会社1つを見ると社会の構造が見えてきます。
そして、その会社の企業理念を読み何を理想に運営しているのかを理解します。
そうすることで、自分の好き嫌いがわかり、この会社になら投資をしてみようかな?という気持ちになってきます。
自分が、購入したいと思える根拠を探していくことが、投資先を見つけるために大事なことなんだと思います。
5日目 実際に投資してみる
まずは、証券会社の口座を開きましょう。
今は、ネットの証券会社を開く人がほとんどだと思います。
時価総額:会社の規模を表すことが多い
日本で一番時価総額が大きい会社はトヨタ自動車みたいです。
株式市場について
前場 9時~11時30分まで
後場 12時30分~15時まで
案外早くに終わりますね。
ネット上で株を買っても、売ってもすぐに反映されず3営業日たってから反映されてきます。
時間がかかるので、即金が欲しい場合は要注意です。
いつ買うか?についてですが、決算の時期などイベントごとがある時は株価の変動が大きいので要注意です。
ただ取引所では、制限値幅といって株価の変動を抑えるための仕組みも設けています。
極端な下落・上昇があると市場が乱れてしまいますからね。
言葉の意味
寄付:9時についた価格
引け:11時30分/15時直前の価格
大引け:15時の価格
ザラバ:それ以外の時間の価格
約定:株の売買が成立すること
ストップ高・安:制限値幅の最大・最小で株価が上下すること
6日目 こんな時どうしたらいいの?
株価がさがってしまいました。そこであなたならどうでしょうか?
下がったから、今こそ大量に購入しようとする意見
下がったから、これ以上損失は出せないから、売却しようとする意見
下がったけど、また上がってくるだろうから、静観しようとする意見
などがあると思います。
作者さんの息子さんは、売りたいといったが、作者さんは、さらに購入し平均化しようとしました。(ナンピン買いと言うそうです)
結果としては、買い付けしたが、上昇せずに凍結してしまいました。
子供の感覚を信じた方が良かったようです。
じゃあ感覚だけ信じろ?ってことか?と言うとそうではなく。
こういった失敗をするリスクがあると言うことを学んだと捉え、
リスク分散をするための方法を考えるきっかけにしろと言うことです。
失敗した時こそ学びがあると言うことですね。
それからは、アクティブ運用だけでなくインデックス運用もするようになったそうです。
7日目 投資がもたらす効果
若いうちから投資について学んでいけば、社会の成り立ちや運用などが見えるようになってきます。
学校でなんでこんなこと勉強しているんだろう?とか言うことも社会に出てから気づくことも多いと思います。
そんな社会を投資を介して垣間見えれば、子どもの教育になります。
あとは、お金の話は、日本人は特に隠したがりますよね。
そんな時にゲーム感覚で、お金のことを教えるのに株・投資はわかりやすい取り組みだと思います。
感想
1日〜7日まで通しで、読んでみました。
最初は、14歳でもわかる内容で株についての説明がメインなのかな?と思って読んでいましたが、むしろ 小中学生に、どうお金の勉強をさせるのか? と言う教育がメインでしたね。
確かに 株を通して世界を見れば、経済の動きがわかりますし、学校で勉強していることにも興味を持てば自分から勉強するようになりますよね。
特に学校教育は、受動的になりやすいので、能動的に学習できるようになれば成績も上がり、理解も深まりそうです。
投資についての話は、ポリシーを持って何を目指すのかは人それぞれと言うふわっとした感じでしたね。
投資の本は、すでに読んでますけど、これをすれば正解!ってのはなさそうです。
自分のルールを作ることが大切ですね。
今後は、ルールの作り方も勉強していきたいと思います。
本のまとめ:
投資は、社会の構図を学ぶのに役立つ
子どものうちから投資をすることで学校の勉強への意欲が高まる。
投資先は、自分が興味がある分野にせよ。
リスクを回避する方法を学べ(インデックスファンドなど)
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読んだ方がいい人
子どもにお金の勉強をさせたいと考えている親
投資の勉強し初めようとしている方
などにおすすめの本です。